野菜ジュースには、原料の欄に10種類以上の野菜名が書かれているものがあります。しかし、野菜の収穫時期は種類によってちがうはず。いったい、野菜ジュースに使われる野菜の産地は、どこなのでしょうか。
メーカーによって産地はさまざまですが、中心となっているのは、ジュースエ場の多い栃木や茨城、長野産の野菜。各メーカーが地元農家と契約し、収穫されてから24時間以内に、工場で製品化しています。
といっても、野菜には旬がありますし、多くの野菜を使うミックスジュースの場合は、地元産の野菜だけではすべての種類を用意できません。そこで、南は九州から北は東北、北海道まで国内各地の農家と契約。旬の時期が微妙に違うことを利用して、野菜を調達しています。
また、それでも間に合わないものは、ニンジン汁はアメリカやオーストラリア、リンゴ果汁もアメリカ、レモン果汁はイスラエルなどから輸入しているケースもあります。北半球と南半球に調達先を確保していれば、季節が逆になるため、つねに旬の野菜が手に入るというわけです。
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