トラ革のパンツをはいた鬼が犬、猿、キジごときに退治されるのはおかしい?

桃太郎の勝利は、番狂わせといっていいのではないでしょうか。
角を生やし、金棒を持った鬼が、犬、猿、キジなどに敗れてしまうのです。鬼はトラ皮のパンツをはいていますが、それはトラより強いということを意味するのではないでしょうか。それが、なぜ、犬や猿にやられてしまうのでしょうか。
この問題、並の知識や教養では解けません。じつは、その理由は中国の方位学に隠されているのです。中国方位学では、北東の方角を「鬼門」とします。家相でも、吉凶を占ううえで、もっとも重要になる方角です。
また、一つひとつの方角には、干支に登場する動物がそれぞれ割り当てられ、鬼門と対する北西から南西にかけては、イヌ、トリ、サル、ヒツジが並びます。いわば、鬼門の正反対にあって、それと対決する動物たちということになるのです。
このうち、ヒツジはいかにも弱そうだからといってはずされ、3匹が鬼退治についていったというのが真相でしょう。それにしても、犬、猿、キジで鬼に勝てるような気はやっぱりしませんね。

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