夫人を救った突然のカミナリは神の怒りか

1988年5月のこと。西ドイツのボンで、75歳になるベアトリーチェ・ベルギン夫人が、路上で危ういところを命びろいした事件がありました。
この夫人、帰宅の途中をひったくりに襲われたのです。
しかもその男、ぶっそうなことに手に大きなバールをもっていて、それで彼女を脅したのです。
もちろん、年老いたベルギン夫人は抵抗することなく、それで助かることならと、バッグから財布を出して男に渡しました。
ところが、金さえもらえば用はないとばかり、その強盗、逃げるかわりに、彼女に向かってバールを振り上げたのです。
さて、信じられないことが起こったのは次の瞬間。強盗が彼女の目の前に倒れているのです。なんと突然の雷が、彼の振り上げたバールに落ちたのです。
すんでのところで男は死に、夫人は無事だったというわけ。
ところでこの男、窃盗犯として警察に追われていたギルベルト・ルッドという、麻薬中毒者だったそうです。
しかし、この日、天候はピカピカの晴天だったというから、ベルギン夫人、よほどふだんのおこないがよかったのでしょう。

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