マナーの本には、「食前酒としてシャンパンなど発泡酒を。その後、料理の進行に合わせて魚料理に白ワイン、肉料理に赤ワインを頼むのが正式」などと書かれています。しかし、これは旧式のスタイル。欧米ではかなり以前から、特別な日のディナーやランチの席では、食事の最初から最後までシャンパンで通すというスタイルの人が増えています。それは、シャンパンがテーブルに華やかさを添えてくれるおしゃれなお酒だからというだけではありません。
シャンパンの持ち味は辛口で、炭酸ガスが含まれていること。キリリと冷やされたシャンパンは、たいていの魚料理、肉料理に合うのです。
シャンパンにはもうひとつメリットがあります。シャンパンは一定の味になるようにブレンドされているため、何年ものがいいとかヴィンテージを気にせずに、ブランドと値段だけで選べます。「ワインリストを見ても、どれを選んでいいやらちっとも分からない」などという人には、とても便利なお酒というわけです。
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