中古車選びで「事故車」を見抜く方法

中古車選びで最も気をつけたいのは、メーターの逆戻しと事故車かどうかのチェックです。前者については、クルマ全体のヘタリ具合と走行距離に不自然がないかチェックするくらいしか方法はありませんが、事故車かどうかの見極めは、ある程度可能です。
まず、運転席のドアを開けて外側のシールがない場合、これはドアを交換した可能性、すなわち事故車という可能性が高いでしょう。次はやはりドアのセンターヒンジ(蝶番)を見て、重ね塗りがないかどうかをチェックしましょう。
3番目は、ボンネットを開けてスポット溶接部分を外した跡がないかを確認しましょう。普通、フレームが曲がるほどの事故を起こしたクルマは、溶接部分を外してから修理しなければならないからです。同じ意味で、フェンダーのボルトを外した跡があるかどうかも確認したほうがいいでしょう。最後は、クルマを少し離れたところから眺めて、全体に歪みがないかどうかを見ます。ボディに電柱など直線的なモノを映し込んてみて、それが曲がっているようだと、重ね塗りしている可能性が大です。

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