ある実験で、山道運転の達人と、普通のドライバーが山道を50キロ運転したところ、使用ガソリン量に1.2リットルもの違いが出ました。
両者の燃費にそれだけの差が出た一番の理由は、ブレーキの使い方にありました。
特に、大きな違いがあったのは、下り坂での走り。普通のドライバーはスピードを抑えるため、頻繁にブレーキを踏んでいましたが、達人はギアをセカンドに切り替え、エンジンブレーキを利用していたのです。ドライブモードとセカンドモードでは、ガソリンの消費量が大きくちがいます。いまどきの車は「フューエルカット」機能を備えていて、高速のまま低速ギアにチェンジすると、エンジンに送られるガソリン量が少なくなるような仕組みになっています。山道運転の達人は、その仕組みをうまく利用したのです。
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