越後の長尾景虎、のちの上杉謙信の父・長尾為景は、その父能景を神保慶宗に殺された恨みを抱いていました。 一方越中国(現・富山県)の守護代をつとめていた神保氏は、越中の一向一摸勢力と結び、しだいに勢力を伸ばしてきていました。 […]
世紀の落球、逆転満塁サヨナラエラー
西鉄(現・西武ライオンズ)にとって、それは、いまわしき悪夢だったにちがいありません。 昭和25年5月14日、後楽園球場でおこなわれた対大映戦でのことです。西鉄の監督や選手が経験した悲劇は悲惨このうえないものでした。 この […]
デバ亀から被害者へ、ノゾキ魔の仰天言い訳
女性の寝室や更衣室というのは、男心を微妙にくすぐるものです。いったい、なかでどういう光景がくり広げられているのか……。こう考えるだけで、興奮を覚えてしまう男性もいるようです。ところが、想像するだけで終わらないのがノゾキ魔 […]
転落の一途をたどった国王の末路は……
ホームレスはいつの時代も、どこの国にもいるものですが、ここまで立場が逆転して、ホームレスになった男はめずらしい。 「この者は、不運なかつてのアンダルシアの王なり」 こんな羊皮紙を背中につけて、物乞いをしている男がいました […]
ペンの力は時に権力をもくつがえす
政府の政策や官吏の行動にたいする批判は、悪意や虚偽にもとづかないかぎり、報道の自由が保障されています。この風潮が確立されたのは、1734年のゼンガー事件であるといわれています。 この事件は、当時イギリスの植民地だったアメ […]
敗色濃厚の長久手の戦、秀吉の恩情はどう転んだか
徳川家康が、反秀吉勢力の大結集をはかり、秀吉を打倒すべく引き起こした小牧の戦い。 このとき、四国の長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)、紀州の根来(ねごろ)・雑賀(さいが)の僧兵らが、秀吉に反抗する動きをみせ、家康に荷担 […]
精神力にものいわせ、出るか逆転ウルトラC
日本の男子体操は、オリンピックの団体競技で、ローマ、東京、メキシコ、ミュンヘンと4連覇を達成、昭和51年(1976)のモントリオールでも団体優勝は確実とみられていました。 ところが、エースの笠松茂が急性盲腸炎になり現地で […]
なぜふたりの仲は悪夢のように豹変した?
幸せの絶頂にいた新婚カップルが、披露宴の真最中に破局を迎える……。 なんともドラマチック(?)な結婚と離婚を、一瞬にして経験したカップルが、イギリスにいました。 1985年のその日、ロンドンっ子のスーザンさんとダニエル君 […]
英才カールが「狂人」まで転落したこんなワケ
国王である父から英才教育を受け、1697年、わずか15歳にしてスウェーデン王となったカール12世。 当時ロシアは、ポーランド・デンマークと秘密同盟を結び、バルト海の支配権をスウェーデンから奪おうとたくらんでいました。当時 […]
スリを捕らえた勇敢男、その意外な結末とは
昭和57年9月14日、東京都足立区内のパチンコ店でちょっとした事件が起こりました。客として遊びにきていた林宗雄さん(仮名・36歳)が、スリにサイフをスラれてしまったのです。 しかし、勇敢にも林さんは自分の力でスリを捕まえ […]