日本でもっとも透明度の高い湖といえば、北海道の阿寒国立公園内にある摩周湖ですね。 最近でこそ、水質汚染が進んで透明度は落ちましたが、かつては透明度41.6メートルを記録したこともあります。 透明度の計測法は万国共通。意外 […]
自然現象・科学の雑学
人工砂浜の砂は、どこから調達するのか?
かつて、日本中の海岸で、砂浜をコンクリートで埋め立てる護岸工事がおこなわれました。 今、それをもとの砂浜に戻す工事が各地でおこなわれています。環境の時代となり、政府が海岸再生事業に力を入れはじめたのです。 人工砂浜をつく […]
土はなぜ、茶色いのか?
土は、何万年もかけて岩石が変化したもの。地表近くにある岩石が、空気や雨水などにさらされるうちに、物理的、化学的作用で粉々にくずされたものが土です。 これは「風化」という現象ですが、ここで疑問がひとつ。岩石はたいてい黒っぽ […]
海の水は、どうやって生まれたか?
地球の表面積の約7割は海。海水の総量は、約13.5億立方キロにもなります。これらはすべて、地球が吐きだした水なのです。 地球の生い立ちには諸説ありますが、現在もっとも有力なのは、約46億年前に小惑星同士が衝突してできたと […]
海水は透明なのに、海はなぜ青い?
海の水は、手ですくうと無色透明ですが、海全体としては、なぜ青く見えるのでしょうか? これは、人間が、モノに光があたってできる波長の長さの違いを感じとり、それを色として識別しているからです。 具体的にいうと、人間の目には、 […]
流氷を溶かした水はしょっぱいか?
流氷には2種類あります。陸地にある氷河がくずれて海に流れだしたものと、海水が凍結してできた海氷です。 前者は淡水が凍ったものだから、溶かせばふつうの水として飲めますが、じつはしょっぱい海の水が凍った海氷も、溶かせばちゃん […]
相撲のアンコ型とソップ型の語源は?
相撲の世界では、太って腹の出ている力士を「アンコ」、やせ型の力士を「ソッブ」といいます。 まずはアンコですが、これは魚の「アンコウ」が語源です。下膨れしてプヨプヨした感じがアンコウに似ているため、そう呼ばれるようになりま […]
ショートはなぜ遊撃というのか?
いまでは一塁をファースト、二塁をセカンドと、ポジション名はそのまま英語で使われます。しかし、野球が輸入されたばかりの明治初期は、ファーストは「第一塁将」、センターが「場中」、キャッチャーが「受球者」といっていました。 二 […]
核ミサイルの発射係が誤ってボタンを押すとどうなるのか?
アメリカの場合、核ミサイルの発射ボタンを押すのは、大統領ではありません。大統領は「発射命令」を出すだけで、実際に発射ボタンを押すのは、発射管制官という専門職です。 では、この発射管制官が突然、発狂したり、妙な妄想をいだい […]