湖の透明度って、どうやって計る?

日本でもっとも透明度の高い湖といえば、北海道の阿寒国立公園内にある摩周湖ですね。
最近でこそ、水質汚染が進んで透明度は落ちましたが、かつては透明度41.6メートルを記録したこともあります。
透明度の計測法は万国共通。意外に原始的なのです。
使う器具は、「セッキ板」と呼ばれる、ひものついた直径約30センチの白い円板のみ。
計測者は船で湖にこぎだし、水深の深いところで船を停止。セッキ板を水面と平行にたもったまま、湖底にむかって沈めていきます。
計測者の肉眼でセッキ板が見えなくなったら、その深さが湖の透明度の数値となります。
ちなみに、摩周湖の透明度が高いのは、プランクトンなどの微生物が極端に少ないからだといいます。
「生物が住む環境としては、きわめて水質が悪い」というわけで、摩周湖のような湖は、学術的には「貧栄養湖」と呼ばれます。あの美しい湖にしては、ちょっとイメージが狂いますね。

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