サンフランシスコの高級住宅街の一軒家で、小柄な中年の男が、ひとりでテレビをみていました。このような状況は、強盗常習犯のジム・ブラウンにしてみれば、格好の「仕事場」といえました。 さっそく忍びこんで、男をはがい締めにし、「 […]
海外・国内・歴史の雑学
海王星発見に隠されたこの番狂わせ
太陽系で、いちばん外側の軌道をまわっている惑星といえば海王星。この星の発見をめぐっては、ふたりの科学者のドラマがかくされていました。 イギリスのアダムスが、天王星の外の軌道をまわる未知の惑星にかんする計算結果を得たのは、 […]
キャラメルだけで十年以上生きた女
「一粒300メートル」が、そのむかしグリコのキャラメルのキャッチフレーズでしたが、終戦後の混乱期、キャラメルだけで10年以上も生きたおばあさんがいました。 当時、東京に住んでいたそのおばあさんは、生きるため、毎日、じつに […]
無人島に、もしも男ひとり女4人が流れついたらどうなるか
こんな怖い話があります。 ヘビを5匹、大きな箱の中に閉じこめ、エサもやらずにほっておきます。しばらくたって箱を開けてみると、そこには1匹の太ったヘビがいるだけ。 これが人間だったらどうなるでしょう、というのがこの話。 1 […]
非道の限りを尽くした闇の帝王アル・カポネの晩年とは
ギャングといえば、この人、アル・カポネです。1920年代の禁酒法時代のシカゴの闇の帝王。数々の犯罪を犯しながらも、決定的な証拠を残さないため、警察もFBIも手がだせませんでした。 そもそもカポネが力をもつようになったのは […]
24年に渡るさらし首の刑を終えたクロムウェルの首
イギリスの清教徒革命の立役者、オリバー・クロムウェルは、1649年に王制を倒したあと共和制を敷きますが、そののちには自ら軍事独裁政権をつくってしまいます。 このおかげで、イギリス海軍は強くなり、7つの海を支配する、その基 […]
公暁に持ち去られた源実朝の首はみつかったのか
日本史において、幕府は3つあります。鎌倉幕府、足利幕府、徳川幕府です。このうち、鎌倉だけが地名で、源氏幕府とか源幕府とよばれないのは、源頼朝が開いたものの、源氏政権は3代で終わってしまい、後は北条氏による執権政治がつづい […]
モーツァルトは本当に集団墓地に埋葬されたのか
映画『アマデウス』は、日本人がそれまで抱いていたモーツァルト像を180度ひっくり返しました。 孤独で哀しく、それでいて力強く、清らかで、というモーツァルトのイメージは、日本人の場合、小林秀雄によってうえつけられたものとい […]
近藤勇が死んで、一族は途絶えてしまったのか
新撰組の組長は近藤勇ですが、時代劇では、副長の土方歳三や、美男子ということになっている沖田総司のほうが、人気があるようです。近藤の役まわりといえば、鞍馬天狗の敵役といったところ。 武士の時代の終焉を飾り、最後まで武士道に […]
大隈重信の爆弾テロで失った右足はどうなった?
権力を握っている者が、その権力を失うことを「失脚」といいます。ちょっとしたミスや、政敵の攻撃によるものなど、その理由はさまざまですが、大隈重信の場合は、本当に足を切断してしまったのです。 早稲田大学の創立者として、いまも […]