スイスで貴金属店を営んでいるゲルト・ポルティンさんは、最近、やたらと万引きがふえたことに悩んでいました。 やむにやまれず犯人捜しを開始。そして捕らえた犯人は、なんと彼の妻ではありませんか。万引きの理由を問いただすと、 「 […]
海外・国内・歴史の雑学
戦争には文字通り落とし穴がつきもの
越後の長尾景虎、のちの上杉謙信の父・長尾為景は、その父能景を神保慶宗に殺された恨みを抱いていました。 一方越中国(現・富山県)の守護代をつとめていた神保氏は、越中の一向一摸勢力と結び、しだいに勢力を伸ばしてきていました。 […]
転落の一途をたどった国王の末路は……
ホームレスはいつの時代も、どこの国にもいるものですが、ここまで立場が逆転して、ホームレスになった男はめずらしい。 「この者は、不運なかつてのアンダルシアの王なり」 こんな羊皮紙を背中につけて、物乞いをしている男がいました […]
ペンの力は時に権力をもくつがえす
政府の政策や官吏の行動にたいする批判は、悪意や虚偽にもとづかないかぎり、報道の自由が保障されています。この風潮が確立されたのは、1734年のゼンガー事件であるといわれています。 この事件は、当時イギリスの植民地だったアメ […]
敗色濃厚の長久手の戦、秀吉の恩情はどう転んだか
徳川家康が、反秀吉勢力の大結集をはかり、秀吉を打倒すべく引き起こした小牧の戦い。 このとき、四国の長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)、紀州の根来(ねごろ)・雑賀(さいが)の僧兵らが、秀吉に反抗する動きをみせ、家康に荷担 […]
なぜふたりの仲は悪夢のように豹変した?
幸せの絶頂にいた新婚カップルが、披露宴の真最中に破局を迎える……。 なんともドラマチック(?)な結婚と離婚を、一瞬にして経験したカップルが、イギリスにいました。 1985年のその日、ロンドンっ子のスーザンさんとダニエル君 […]
英才カールが「狂人」まで転落したこんなワケ
国王である父から英才教育を受け、1697年、わずか15歳にしてスウェーデン王となったカール12世。 当時ロシアは、ポーランド・デンマークと秘密同盟を結び、バルト海の支配権をスウェーデンから奪おうとたくらんでいました。当時 […]
1匹のハエに人生狂わされた幻のハスラー
たった1匹のハエが、勝負の明暗をわけてしまったという出来事がありました。 1865年9月1日、ビリヤードの世界選手権決勝。ルイス・フォックスとジョン・ディアリーは、息もつかせぬほどの緊張したゲームをくり広げていました。ゲ […]
ドラクロアの絵は臨死体験によってつくられた?
強運な人物というのがいますが、それが有名人だと当然歴史に残ります。19世紀のフランスの画家ドラクロアもその1人だったのです。 2度あることは3度あるといいますが、彼にいたってはそれは5度もありました。子供のころに命を落と […]
正直者はバカを見る、腐敗政権に正攻法は禁!
かつてのマルコス政権下のフィリピンでは、一部の権力者が、地位を悪用して私腹をこやすのは日常茶飯事でした。 昭和54年。フィリピン国家電力公社が発注したあるプロジェクトを、日本の商社・T社がもっとも安い値で落札しました。 […]