マラソンで、選手がゴールインすると、選手たちの肩に、競技役員がサッとタオルをかけます。メダルは3人しかもらえませんが、このタオルは、全員に配られています。
このタオル、たいてい、大会名とスポンサー名、ときには「FINISHER(完走者)」という文字が入っています。だから、マラソンランナーにとって、いい記念。そのまま、もち帰る人が多いといいます。じっさい、スポンサーは、もち帰ってもらうように、その大会ごとにタオルをつくっているそうです。
とくに、自分の国に帰れば英雄という選手は、好成績をあげたマラソン大会のユニフォーム、タオルなどは、講演の席で、みせることもあるそうです。また、「マラソン展」があれば、タオルもいっしょに飾られます。
それほど価値のある記念のタオル、もち帰っても、日常生活につかっている人はほとんどいないそうです。
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