古銭マニアの世界では、穴のあいた古銭は「穴銭」と呼ばれています。その「穴銭」、古いコインの穴は四角のものが多いのです。現在の5円玉や50円玉の穴は丸いのに、なぜ、昔の穴銭は穴が四角だったのでしょうか?
これは、ひとことでいうと、丸いコインをつくるためには、穴が四角いほうが製造するのに便利だったからです。
コインはある時代から円形になりましたが、コインを丸くする方法は、穴の中に棒を通して、コインを固定してから削るというものでした。
しかし、穴が丸いとコインがクルクル回って削りにくいものです。しかし、四角い穴なら、四角い棒を通しておけばコインが固定して、削りやすいというわけです。
(Visited 2,537 times, 1 visits today)
Comments are closed