コショウには、白コショウ、黒コショウ、赤コショウなど、いろいろな種類があります。
白、黒、赤コショウは、色は違っても、すべて同じコショウの木からとれます。香辛料の原料となるコショウの木は、インド原産の常緑つる性の低木で、エンドウ大の赤い実をつけます。
これをそのまま収穫したものが、赤コショウです。白コショウは、この実が成熟してから収穫し、赤い皮を機械や水洗いで取り去り、残った種子を乾燥させたもの。黒コショウは実が熟す前に取り入れ、皮ごと乾燥させたものです。
つまり、黒くなるのは、もともとは赤い皮が乾燥し、黒ずんできたものなのです。
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