電車は、左側通行が原則。そのため、もし運転席が右側にあると、電車同士がすれ違うとき、運転士は対向車両を至近距離に見ることになります。かなりのスピードで走ってくる対向車両が間近に迫れば、運転士の受けるプレッシャーは小さくありません。視覚的にも疲れます。運転手にとっては、大きな負担になります。だから、運転席は左側になったのです。
しかし、これは、あくまで一つの説にすぎません。ほかにも、鉄道事業が始まった時代から、信号機や標識などが線路の左側に設置されてきたからという説もあります。
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