バーテンダーがカクテルをすごい勢いでシェイクするのには、2つの目的があります。
まずは、酒とジュース類をうまく混ぜ合わせるため。強い酒は、ストレートで飲むと舌にピリピリしますが、ジュースとうまく混ざると、味がまろやかになります。シェイクすることで、酒に酸素が混ざり、細かな気泡となって、刺激をやわらげるのです。細かな気泡をつくるには、すばやくシェイクすることが必要なのです。
もうひとつの目的は、シェイカーの中の氷で、飲み物全体を急速に冷やすこと。もたもたしていると、氷が溶けて水っぽくなります。氷が溶けないうちにまんべんなく冷やすには、すばやい動作が必要なのです。
(Visited 900 times, 1 visits today)
Comments are closed