競争の厳しい航空業界。各航空会社とも、少しでもおいしい「ホットミール」を客に提供しようと知恵を絞っていますが、飛行機のなかでもっともエラい機長の食事はどんなものでしょうか?お客よりもうまいものを食べていそうな気もしますが、そんなことはありません。
食事の時間になると、スチュワーデスは機長に、温かいホットミールにするか、サンドイッチなどのコールドミールにするか尋ねます。で、機長がホットミールを選べば、副操縦士は自動的にコールドミールで我慢することになります。
両者の食事が違うのは、万一、食中毒が発生した場合、2人がいっぺんにやられないため。どちらかが元気なら、機体は無事に離着陸できるというわけです。
機長は少なくとも、隣の副操縦士よりは、自分の好きなものが食べられるということです。
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