家で揚げた天ぷらは、冷めると、とたんに衣がベチョッとなってしまいます。でもビールのミニ缶が1本あれば、冷めてもカラリとした天ぷらを揚げることができます。
それは、小麦粉を溶くときに、水の代わりにビールを使うという方法です。ビールには二酸化炭素の泡がたくさん含まれているため、熱を加えると、ビール入りの生地からは二酸化炭素が油に溶け出し、その作用で衣がフワッと大きく広がります。同時に、生地に含まれる水分が二酸化炭素と一緒に出ていくので、サクサク、カラッとした衣になるのです。
さらに、ビール入りの生地は、魚介類を揚げるときに使うと、アルコール分が魚の生臭さを消す効果も発揮してくれますよ。
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