凍った池に落ちたときの脱出法

池に張った氷には、薄くなっている場所があります。日がよく当たっていたり、水底の枯れ葉などから発生するガスで溶けているためです。氷が割れるのは、たいていそういう場所ですが、万が一、氷の上に乗っているとき、パリンと割れたら、どうすればいいでしょうか。
凍った池に落ちた際の脱出法は、状況によって2つあります。
まず、首まで水に落ちたときは、両腕を前に出し、後方の氷に寄りかかります。そして身体の向きを変え、歩いて来た方向の氷につかまるのです。というのも、歩いて来た氷ならあなたの体重を支えられるはずですが、前方の氷は割れてしまう可能性が高いからです。あとは両腕の力で身体を持ち上げれば、脱出成功です。
一方、頭まで氷の下に潜ってしまったときは、水中で目を開け、明るい部分をめがけて浮かび上がります。その明るい部分が、氷の割れたところです。後は先の要領で脱出すればいいのです。

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