空位になっていたボクシング世界ヘビー級の王座をかけて、シュメリングとシャーキーが対戦したのは、1930年6月12日のことです。 この試合で前代未聞の珍事が起きました。 第4ラウンド終了直前のことです。シャーキーの猛烈なパ […]
スポーツの雑学
金メダリストに報奨金がでても喜んじゃいられない!
「参加することに意義がある」といわれるオリンピック。しかし、いくら意義があっても、金がなくては人間つらいし、やる気もいまひとつおきないものです。 そんな心理をみこしてか、オリンピックでメダルを獲得した選手に、多くの国が賞 […]
ボクサーの皆さん、ダウンを奪っても喜ぶのはまだ早い
今世紀初頭のプロボクシング世界ヘビー級チャンピオンにジャック・デンプシーという男がいました。 彼はマナッサの殺し屋と異名をとるほどの破壊力の持ち主でした。1926年、彼はジェーン・タニーにタイトルを奪われ、翌年、リターン […]
運が尽きたチャンピオンの人生最期の逆転KO劇
日本のボクシング界は数多くの世界チャンピオンを輩出してきましたが、大場政夫はそのなかでもまれにみるファイターでした。 世界フライ級チャンピオンの大場政夫が、5度目の防衛戦にタイのチャチャイ・チオノイを迎えたのは、昭和48 […]
集計ミス発覚で金メダルが一転……
「やった金メダルだ!」 この瞬間、勝負のあいだずっと強いられていた緊張感から、最高の形で解放される。五輪のゴールドメダリストという、栄誉を手にして。 1976年のモントリオール五輪・女子スモールボアライフルで、アメリカの […]
マラソンのゴールで渡されたタオルは家に持ち帰ってもいいの?
マラソンで、選手がゴールインすると、選手たちの肩に、競技役員がサッとタオルをかけます。メダルは3人しかもらえませんが、このタオルは、全員に配られています。 このタオル、たいてい、大会名とスポンサー名、ときには「FINIS […]
フィギアスケートの選手はなぜスピンで目が回らないのか?
フィギュアスケートの選手は超人的で、あれだけのスピンをしても目がまわらない……というわけではありません。ふつうの人とおなじように、目がまわっているのですが、元の状態に戻るのがとても早いのです。 「目がまわった」と感じる場 […]
リレーの最終走者をなぜアンカーというのか?
リレーの最終走者のことを英語では「アンカー・マン」といいます。本来、アンカーというのは「船の錨」を指す言葉。船を岸にとどめておくために、綱や鎖をつけて底にしずめる、あのおもりのことです。 この言葉は、はじめは綱引き競技で […]
マラソンのスペシャルドリンクの中身は?
マラソン選手が走るとき、もっとも補給しなければならない栄養素はグリコーゲンと脂肪です。グリコーゲンは多糖類の一種で、ブドウ糖などに簡単に分解され、体を動かすときのエネルギー源になります。脂肪も長距離を走るマラソン選手にと […]
シンクロの選手は、プールの中でどうやって音楽を聴いているのか?
水の中からいっせいに顔を出したシンクロ選手は満面の笑顔。苦しいだろうに、よくあんなにこやかに演技を続けられるものですね。しかも、まわりの選手だけでなく、音楽にあわせて踊らなくてはいけません。 ここでふと、素朴な疑問がわき […]