かつて、美容院へは、いわゆる落毛屋が出入りしていました。切り落とした髪を買い取るのです。しかし、最近の日本人は、整髪料をつけたり、パーマをかけたりして、髪が傷みがち。引き取る髪の値段が暴落していたのです。 そのため、多く […]
自然現象・科学の雑学
チリメンジャコは、大きくなったらどんな魚になるのか?
チリメンジャコのような稚魚は、ほとんど無色透明で、日本の近海や沿岸の海面近くを泳ぎまわっています。まさか、このチリメンジャコ、漁師がいちいち一本釣りしていると思っている人はいないでしょうが、じっさいには目の細かい長楕円の […]
クラーク博士は日本を去ってからどうしていたのか
「少年よ、大志を抱け」といえば、いまも札幌に銅像のあるクラーク博士の言葉。 アメリカの教育者で、明治政府に招かれて、明治9年に来日。できたばかりの札幌農学校の教頭となりますが、わずか1年でアメリカに戻ります。 しかし、そ […]
空に向かって威嚇射撃された弾のゆくえは?
テレビドラマの刑事ものでは、犯人を追う刑事が、「止まれ、止まらんと撃つぞ!」と叫んで、空に向かって、ズドーンとピストルをぶっ放すシーンがよくあります。 しかし、空に向かって鑿ったら、やがて弾は落ちてきます。天に向かって、 […]
酸性雨がこのまま降りつづけたら地球はこうなる
その昔、足尾銅山のあった栃木県足尾町に、赤茶けた大地の広がる一帯があります。その土壌は強い酸性で、一本の草木も生えていません。 じつは、この光景こそが、酸性雨が降ったあとなのです。 足尾鉱毒事件で知られるこの町には、18 […]
切手よりも大きいのに、なぜ小切手というのか?
小切手が日本で使われだしたのは明治になってからのことです。 もちろん、最初から小切手という言葉はなく、最初は外国同様、チェックと呼んでいました。 これがなぜ、小切手になったのか。実は、日本にもチェックと同じような役割をこ […]
100年前の空気と現在の空気を比較できるのか?
「100年前の空気と比べて、現在の空気はこんなに汚れています」 ときどき、こういうデータを発表するシンクタンクがあります。しかし、そういう研究機関が、1世紀も前の空気を保存してきたわけではありません。もし、1世紀前、先見 […]
「万年雪」っていったい何年前の雪か?
「万年雪」というくらいだから、何万年にもまえに降った雪なのでしょうか……。 そう思うのももっともですが、万年雪は1万年や2万年も前に降り積もったものではありません。これももっともな話で、もし万年雪が1万年も溶けていないの […]
ホッキョクグマでも冬眠するのか?
ホッキョクグマは、その名のとおり、北極を中心とした地域に生息しています。いうまでもなく、氷山がプカプカ浮かび、流氷漂う極寒地帯です。 その地で生きるため、ホッキョクグマの「防寒対策」には念が入っています。まず、体毛からし […]
血液型がA型のライオンはやっぱり生まじめか?
ライオンなど肉食獣にも血液型の別があります。AB型こそありませんが、A型、B型、O型の血液型を持ったライオンが存在します。 しかし、A型のライオンというのは、どうもそのイメージとはかけ離れている気がしてなりません。なにし […]