女性には、なぜ「甘党」が多い?

「イモ、クリ、ナンキン」といえば、女性の好物のこと。いずれも甘い食べ物ですが、なぜ女性には甘党が多いのでしょうか?
これについては、順天堂大学の新井康允教授によるマウスを使った次のような興味深い実験があります。
①卵巣を取り去ったメスは甘党ではなくなる。
②卵巣を取り去ったメスに卵胞ホルモンと黄体ホルモンを注射すると、ふたたび甘党になる。
③生まれてすぐに去勢したオスは甘党になる。
④メスにアンドロゲンという男性ホルモンを注射すると甘党ではなくなる。
この4つの実験結果からわかることは、どうやら女性の甘いもの好きには、女性ホルモンが深くかかわっているということ。女性の甘いもの好きが女性ホルモンの仕業だとすれば、こうした女性の嗜好は、これはもう宿命というか業(ごう)のようなものといっても過言ではないでしょう。

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