丸儲けとも言えますし、全く関係ないとも言えます。どこかの受験参考書みたいになりますが、例題でそこのところを説明してみましょう。
仮に、1000万枚発売で、100枚の1等を用意した宝クジがあったとします。これが、ちょうど800万枚売れました。
このとき、売れた800万枚の中に、1等が80本含まれていれば、確率どおりです。もし、79本だったら、その1本分、発売元の収益は増えます。
宝クジでは、売れ残りに当たりクジが含まれていたとしても、その分を次回に回したりはしないので、たしかに、その意味では丸儲けです。
しかし、100万単位、1000万単位で発売される宝クジともなると確率的には、ほぼ平均化され、大きな誤差が出ることはありません。
要するに、右の例でいえば、1本や2本の誤差が出ることはあるでしょう。しかし、10本20本も確率上の計算からはずれることは実際的にはありえないわけです。また、もし、そんなことがあっても宝クジの収益金は公共事業にあてられます。
結局は誰が大儲けしたといえる話でもないのです。
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