世界の終わりを避けるためインドの占星術師は何をした?

予言者たちは、20世紀の終わりに巡ってくる惑星直列の時期が危ないと、さまざまな予言を出し続けていました。
650年ほど前の1348年、火星と木星と土星が並んだときにヨ-ロッパは大天災に見舞われましたが、これが惑星直列のせいだったという説があります。
そしてつい最近では、1962年、同じように惑星直列が起きました。2月2日のことです。
しかもこの年の直列は強烈で、なんと8個もの惑星が400年ぶりに一直線に並んだというのです。
もちろんこの日を前にして、世界の終わり、人類の滅亡を予告するようなさまざまな予言が出されていました。
さて、ついにその日はやってきました。
インドの占星術師たちは何百万人という人々を動員して集団で祈祷を開始。480万回も祈りの言葉をくり返したのです。この日、世界でいちばん疲れたのは彼らだったかもしれません。
しかも、祈りだけでは済まなかったのです。祈祷をしながら彼らは、何トンものバターやマリーゴールドの花を燃やし続けたのです。
結局この日、世界は終わりになりませんでしたが、もしかしてこの祈祷のおかげで助かったのかも?!

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