背の高いグラスに注がれた飲み物は、どういうわけかおいしく感じるから不思議なものです。コンビニで買ったジュースも、バーで使われているような背の高いグラスで飲むと、ひと味違うような気がするものです。
ところが、背の高いグラスは、一般家庭ではあまり歓迎されてません。家族の誕生日や記念日、クリスマスなど、何かイベントのあるときでもないかぎり、使いたくないというのが主婦の本音でしょう。
その理由はズバリ、手入れが面倒だからです。
グラスの汚れをキレイに取るには、底のほうまでまんべんなくスポンジで洗う必要があります。しかし背の高いグラスだと、手を奥まで入れることができないので、奥のほうについた汚れがなかなか取れないのです。
こんなときは、飲食店でよく使われている柄の長い専用のブラシを使うと便利ですが、そんな特別のブラシがなくても大丈夫。どの家庭にも常備してある「あるもの」を使えば簡単に汚れを落とすことができます。
その「あるもの」とは、卵の殻です。
卵の殻を細かく砕いてグラスに入れ、そこに少量の湯と洗剤を加えます。あとは手のひらでグラスにふたをしてシャカシャカとシェイクするだけです。
卵に残った卵白と洗剤が泡立ってグラスの隅々にいきわたるので、水ですすいだあとは、汚れがとれてキレイになっているはずです。
この方法は、ジュースや調味料のビンを洗うときにも応用できます。
さて、卵の殻でグラスの中身をキレイにしたら、収納する前に、外側の水滴はしっかり拭いておきましょう。ガラス製品はキズがつきやすく、ちょっと手入れを怠るとすぐに曇ってしまうデリケートなものです。
グラスが曇ってきたら、レモンの皮で磨き、布でしっかり乾拭きをして、上に向けてしまうこと。グラスは伏せて収納すると、内側に水分がたまってにおいやカビがつきやすくなるのです。
背の高いコップをキレイに洗う方法
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