アメリカでの実験によると、「子供の算数の成績を伸ばすには、ピアノを習わせるとよい」といいます。
その実験では、小学2年生約80人が、
①ピアノのレッスンと算数学習用のテレビゲームをするグループ
②英語の学習と算数ゲームのグループ
③特別な学習をさせないグループ
の3つに分けられました。
その4カ月後、分数と比のテストを行ったところ、ピアノのレッスンをしていた①のグループの点数が、他よりも15〜41%も高かったのです。
その理由は、ピアノの得意な人の脳梁(のうりょう)前部が、一般人と比べて大きいことが関係しているとみられます。脳梁前部は、左右の脳の前頭葉をつないでいます。つまり感情とかかわる右脳と、知的活動を担う左脳が太いパイプで結ばれ、数学の成績を良くするのではないかと考えられます。
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