「命を捨ててでも主君に忠義を尽くすことが武士道」、家臣がつねにそう心していたかというと、そんなことはなかったようです。 天正7年(1579)、それまで織田信長に帰属していた波多野秀治・秀尚兄弟が反旗をひるがえしたことで、 […]
奇跡か偶然か、幻のランはこうして見つかった
地球上では毎日のように動植物が絶滅している、といわれていますが、執拗に探せば幻といわれる植物だって発見できる可能性もあります。 1991年、植物学者のグループが、絶滅したといわれるラン科の一種を探し求めて、4日間ニュージ […]
集計ミス発覚で金メダルが一転……
「やった金メダルだ!」 この瞬間、勝負のあいだずっと強いられていた緊張感から、最高の形で解放される。五輪のゴールドメダリストという、栄誉を手にして。 1976年のモントリオール五輪・女子スモールボアライフルで、アメリカの […]
北極点到達第1号にもこんな逆転劇が
北極圏のある無電局から、「人類初の北極点到達成功」のニュースが流れたのは、1909年9月2日でした。到達者は、アメリカ、ニューヨークの医者クックで、彼は前年の1908年4月21日に北極点に到達。ところが、帰路に迷い、北極 […]
押し入った強盗を逆に襲った紳士の正体とは
サンフランシスコの高級住宅街の一軒家で、小柄な中年の男が、ひとりでテレビをみていました。このような状況は、強盗常習犯のジム・ブラウンにしてみれば、格好の「仕事場」といえました。 さっそく忍びこんで、男をはがい締めにし、「 […]
海王星発見に隠されたこの番狂わせ
太陽系で、いちばん外側の軌道をまわっている惑星といえば海王星。この星の発見をめぐっては、ふたりの科学者のドラマがかくされていました。 イギリスのアダムスが、天王星の外の軌道をまわる未知の惑星にかんする計算結果を得たのは、 […]
キャラメルだけで十年以上生きた女
「一粒300メートル」が、そのむかしグリコのキャラメルのキャッチフレーズでしたが、終戦後の混乱期、キャラメルだけで10年以上も生きたおばあさんがいました。 当時、東京に住んでいたそのおばあさんは、生きるため、毎日、じつに […]
無人島に、もしも男ひとり女4人が流れついたらどうなるか
こんな怖い話があります。 ヘビを5匹、大きな箱の中に閉じこめ、エサもやらずにほっておきます。しばらくたって箱を開けてみると、そこには1匹の太ったヘビがいるだけ。 これが人間だったらどうなるでしょう、というのがこの話。 1 […]
富士山が大噴火したら東京はこうなる
そのむかし、富士山が大噴火すると予言して、大ハズレ。大ヒンシュクをかった自称学者がいました。しかし東日本大震災以降、富士山周辺の次の3つの異変でますます現実味を帯びてきたようです。 ①異常に急速な山頂の雪解け ②富士河口 […]
保釈金が返還されるまでのあいだ、いったい何に使われているのか
数百万円、数千万円、ときには数億円の保釈金を支払って、拘置所から自宅へ帰る政治家や実業家。毎度のことながら、万が一のとき、保釈が認められそうもない身にとって、納得のいかない光景です。 保釈金は、被告人の財産などを考えて、 […]