1588年、リスボンを出航したスペインの無敵艦隊は、一路イギリスへとむかいました。イギリス侵入をもくろむフィリップ2世が派遣したのです。 その編成たるや、威風堂々、巨船130余隻、水兵8000、陸兵2万余、砲2000門。 […]
経営危機をひっくり返した破れかぶれの広告とは
わが社ももはやこれまで……という経営の危機におちいったとき、あなただったらどうするでしょうか。まさか、自社の内情を消費者にそのままアピールするなど、ゆめゆめ思わないでしょう。 ところが数十年前のある日、アメリカはピッツバ […]
降りかかった凶運を吉運に変えた作家の才覚
1940年にイギリスでうまれた作家のジェフリー・アーチャー氏は、まるで順風満帆を絵に書いたような人生をおくっていました。 なにしろ、彼は名門のオックスフォード大学を卒業した秀才。しかも、スポーツでも目ざましい才能を発揮し […]
敵の意表をついて危機挽回した知恵者って?
信長の死後、後継擁立問題で、豊臣秀吉と柴田勝家は対立していました。 1583年3月、勝家は佐久間盛政を先鋒として近江(現・滋賀県)の柳ヶ瀬に陣を張り、一方秀吉も伊勢から近江へはいり、木之本に布陣、にらみあいの態勢となりま […]
レイプ男を一発で撃退した美女のキツーイ一言
ニューヨークに住み、不動産会社を経営するエリー・ヘイマンさんは1992年4月のある日、ホテルのプールで泳いだあと、水着姿のまま、エレベーターに乗りこみました。 そのエレベーターに彼女のあとから、人相の悪い男たちが3人。エ […]
いつの世でも最後に物言うのはコレの力
徳川家康が、本能寺での信長の横死(おうし)を知ったのは堺の宿に宿泊しているときでした。事件の実否を確認するのが先決と思った彼は、まず、京都を目ざしました。 途中、河内の飯盛で家康が懇意にしている京都の商人・茶屋四郎次郎に […]
幸せなはずの結婚は実は、赤い糸の掛け違えだった!
未亡人の王妃と結婚したら、あとでじつの母とわかった……というのは、有名なギリシャのエディプス伝説ですが、この伝説を地でいくようなドラマが、現実でも起こりました。 ポルトガルの港町レイリアに住む漁師のアントニオさんと、15 […]
3分の1の兵力で勝利したアテナイ軍の合理的戦法とは
時は紀元前490年、ペルシャ帝国とギリシャ人とのあいだで「ペルシャ戦争」が起こりました。 この戦争が勃発した背景には、ギリシャ勢が当時ペルシャの支配下にあったイオニアの起こした反乱に加担したということがあったのです。これ […]
夫のピンチを救った妻の逆転発想とは
京都最古の建造物として国宝に指定されている七本松の大報恩寺の本堂。千本釈迦堂の名でしられるこの寺は、安貞(あんてい)元年(1227)に義空上人によって開かれました。 この本堂を建てるときに、大工の棟梁として活躍したのが長 […]
ラストチャンスで合格した2流大学生のウィット
就職活動といえば、みんなきまったようなリクルートファッション。誰もが、それまで自由にしていたヘアスタイルをきっちりまとめ、さっぱりした面持ちで就職試験に臨むものです。 ところが、昭和56年の秋、当時某私立二流大学4年生だ […]