昔の侍は、刀を左の腰にさしていました。いざというとき、右手で刀を抜くためです。 というと、左利きの武士は刀を右の腰にさしていたと思えますが、現実にはそうする武士はいませんでした。 もともと、刀を振るのは、物を投げるのとは […]
なぜ武士は月代(さかやき)を剃っていた?
時代劇に登場する武士はみな、おでこの上の部分を剃っています。時代劇通ならご存じのとおり、月代と呼ばれる部分ですが、なぜ武士は月代を剃っていたのでしょうか? これは、合戦があったころの名残りです。 日本では、室町時代後半か […]
武士は、なぜ「切腹」が名誉なのか?
江戸時代の武士にとって、もっとも名誉な死に方といえば、「切腹」でした。罪を犯して死罪となったとき、斬首と切腹では、同じ死罪でもまったく意味が違いました。斬首は、悪人として幕府(国家)から処罰されるということにほかなりませ […]
パドックの横断幕はどうやって出す?
野球やサッカーで観客席に横断幕があるように、競馬のパドックの会場にも、選手や馬、厩舎の名前に激励のコメントが入った横断幕がズラリと並んでいます。あの横断幕を出すには、どうすればいいのでしょうか? 横断幕は誰でも掲出できま […]
競走馬はなぜ次男坊が強い?
日本では初産駒(しょさんく)が、注目を集めることが多いです。名馬のかけあわせで生まれた兄弟の中でも、いちばんはじめに生まれた馬に目がいくのは、人間と同じなのかもしれません。 ところが、アメリカの畜産学者が、過去100年間 […]
競走馬は勝つ気で走っている?
馬はひじょうに頭がいい動物です。騎手の技量も見分けるというし、騎手がよろこんでいるか、がっかりしているかという気持ちもちゃんとわかるといいます。 ならば、勝つ気満々でレースにのぞんでいる騎手の気持ちを察知して、馬も勝つ気 […]
ゴルフの「ナイスショット」と「グッドショット」の違いは?
ゴルフでは、パートナーが好打を放てば、「ナイスショット!」と声をかけるのがマナー。しかし、「ナイスショット」というのはどうやら日本人だけで、アメリカ人は「グッドショット」と言うことが多いようです。 「グッド」と「ナイス」 […]
合気道の達人はなぜ割り箸でちり紙を切ることができるのか?
空手が「カワラ割り」のパフォーマンスなら、合気道は「ちり紙切り」が有名です。 ふつうちり紙を切ろうとすると、ハサミでも使わないかぎり、ビリビリになってしまいます。ところが合気道の達人は、ワリバシを使ってきれいにちり紙を切 […]
柔道の体重区分はなぜキリの悪い数字?
たとえば、ボクシングのライト級は130〜135ポンド、ヘビー級は190ポンド以上です。キログラム換算すればキリの悪い数字になりますが、もともとのポンドでみれば、すっきりした数字になっています。 ところが、日本ではじまった […]
剣道の試合で「真剣白刃取り」に成功したらどうなるのか?
「真剣白刃取り」は、柳生一門が編み出したとされる剣術の極意(としたのはテレビか小説で、じっさいは存在しません)。頭の上に振りかぶってくる真剣を、両手で挟みこむようにして、受けとめるというものです。これは相当な技術がないと […]