昔なつかしいアメリカ産アニメのヒーロー、ポパイ。彼の好物は、「ホウレンソウ(の缶詰)」ですが、ポパイがホウレンソウを好きだったのは、アメリカのPTAのような団体がたくらんだ、一種の策略だったのです。 当時のアメリカの子ど […]
料理の雑学
緑色のレタスやキャベツはなぜ、緑黄色野菜ではないのか?
野菜には、緑黄色(有色)野菜と白色(淡色)野菜があります。この両者を区別するのは、けっこう難しいのです。 たとえば、レタスやキャベツは、緑色をしていますが、緑黄色野菜とは呼ばれません。緑黄色野菜と白色野菜は、見た目の色で […]
なぜ「R」のつかない月はカキを食べてはいけないのか?
カキといえば、冬の代表的な海の味覚。カキは日本だけでなく欧米でも人気がありますが、西洋では、「R」のつかない月(May、June、July、August)には、カキを食べてはいけないといわれます。 たしかに、日本でも5〜 […]
なぜ、レンコンには穴がある?
レンコンに穴が空いているのは、熊本名物「芥子(からし)レンコン」をつくるためではなく、次のような理由があります。 漢字でレンコンは「蓮根」と書くように、蓮の根にあたる部分です。 蓮は、沼地や湿地に生える植物ですが、空気と […]
生寶(いけす)料理は、ホントにうまい?
たいていの方は、魚は新鮮であれば新鮮であるほどうまいと思っているようです。では、新鮮そのものの生寶料理は、ホントにうまいのかというと、これが一概にはいえないのです。 生實料理とは、店内に大きな水槽をしつらえ、そこに生きた […]
なぜ「かまぼこ」は、板の上に乗っているのか?
「カマトト」とは、いわゆるブリッ子のことですね。語源は、昔、カマポコを見た女性が、「かまぼこはトト(魚)からできているの?」と、ブリッ子風の質問をしたからだそうです。 では、かまぼこは、なぜ板の上に乗っているのでしょうか […]
子持ちコンブの子は、誰の子か?
子持ちコンブの表面には、びっしりと白い卵がついています。あれは、魚のニシンの卵です。 魚の卵には、水面に浮いて漂う「浮性卵」、海底に沈む「沈性卵」、粘って海藻などにつく「粘性卵」の三種類があります。ニシンの卵は、そのうち […]
なぜ干物は長持ちするのか?
生魚はすぐに腐ってしまうが、干物は日もちします。その違いの原因は水分と塩の濃度にあります。 生魚が腐るのは、細菌、酵母、カビなどの微生物が、タンパク質や脂肪を分解するためです。このとき、水分がないと、微生物は活動できませ […]
なぜ揚げ玉がはいると「たぬき」うどんになるのか?
うどんやそばの定番メニューといえば、たぬきときつねです。しかし、油揚げ→お稲荷さん→きつね、というのはわかりますが、なぜ揚げ玉がたぬきなのでしょうか? たぬきうどん(そば)というメニューが誕生したのは昭和20年代の前半で […]
なぜカップ麺は生なのに長期保存できるのか?
普通の生麺は、冷蔵庫で保存しても、一週間もするとダメになってしまいますが、インスタント食品のカップ生麺は、なぜ長期保存が可能なのでしょうか? カップ生麺は、常温で5か月も保存できますが、長期保存できる理由は、真空パック技 […]