リレーの最終走者のことを英語では「アンカー・マン」といいます。本来、アンカーというのは「船の錨」を指す言葉。船を岸にとどめておくために、綱や鎖をつけて底にしずめる、あのおもりのことです。 この言葉は、はじめは綱引き競技で […]
言葉に関する雑学
そば屋の「生そば」とは、どういう意味?
そば屋の看板には、「生そば」と書いています。これは「なまそば」ではなく、「きそば」と読みます。店先に「生そば」と掲げる店は、もともとは、そば粉100%のそばをだしていることを意味していました。 しかし、今ではそば粉100 […]
イクラの軍艦巻きのルーツは?
江戸前寿司には約200年の歴史がありますが、イクラがネタに使われはじめてからは、まだ70年もたっていません。江戸前寿司の誕生期から昭和初期まで、ネタは魚貝の刺し身に限られ、いわゆる珍味系のネタは存在しませんでした。 とこ […]
最初の遣隋使のとき誰が通訳したのか?
奈良時代の遣隋使は、いわば中国に向けた外交使節団。日中間で対等の外交関係を樹立することが派遣の目的でした。では、はじめて異国を訪問したとき、言葉の問題はどうクリアしたのでしょうか? それは、遣隋使船の乗船リストをみると、 […]
なぜ昔の大家は店子(たなこ)にうるさくいった?
落語の世界では、大家が店子に向かって口うるさくいっていますね。事実、江戸時代は、大家と長屋に住む店子の関係は、きわめて密接だったのです。 なにしろ、店子は大家を通さないと何もできませんでした。 嫁をもらうにも大家の許諾が […]
相撲のアンコ型とソップ型の語源は?
相撲の世界では、太って腹の出ている力士を「アンコ」、やせ型の力士を「ソッブ」といいます。 まずはアンコですが、これは魚の「アンコウ」が語源です。下膨れしてプヨプヨした感じがアンコウに似ているため、そう呼ばれるようになりま […]
ショートはなぜ遊撃というのか?
いまでは一塁をファースト、二塁をセカンドと、ポジション名はそのまま英語で使われます。しかし、野球が輸入されたばかりの明治初期は、ファーストは「第一塁将」、センターが「場中」、キャッチャーが「受球者」といっていました。 二 […]