戦争・合戦は数々あれど、ときには自然を相手に奇妙な戦いを演じることもあるものです。 1797年1月、ナポレオン救援のためライン地方からイタリアにむかって進軍を開始したフランスの2個師団。率いるはベルナドットとドルマ両将軍 […]
海外・国内・歴史の雑学
太平洋の真ん中に墜落した飛行士が奇跡の生還のわけ
1944年といえば、第二次世界大戦のまっただなか。グアム島は当時、日本軍の占領下にあったため、アメリカ軍が、必死になって海と空から攻撃をかけていました。 そのなかにいたのが、ドナルド・C・ブラントという飛行士。彼は、もと […]
完全に安楽死したはずの男はなぜ生き返ったか
生きてはいるが意識のない植物人間になった患者が、意識を回復して元気になったら、まさに逆転の奇跡ですが、世のなかにはなんと、安楽死したあとで生き返った人がいます。アメリカのビル・ウィーグロンドさんです。 ある日の未明、ビル […]
最後のお金で宝くじを購入、さて抽選の結果は
1992年、アメリカはフロリダ州の話。アルバートさんは不景気で失業。あげくのはてに家賃を滞納、けっきょくホームレスになってしまいました。妻と子供、一家3人は車のなかで暮らす毎日でした。 そんなある日、このままではどうにも […]
なんとKOされたまま王座についたボクサーがいた
空位になっていたボクシング世界ヘビー級の王座をかけて、シュメリングとシャーキーが対戦したのは、1930年6月12日のことです。 この試合で前代未聞の珍事が起きました。 第4ラウンド終了直前のことです。シャーキーの猛烈なパ […]
物理学者奇跡の蘇生!愛はメスより強いのか?
旧ソ連(現・ロシア)の世界的な物理学者レフ・ランダウが交通事故で重体におちいったのは1962年1月7日でした。 一流の医師らが全力をあげて手をつくし、なんとか1か月以上は生命を保っていましたが、やがて脳と全身に浮腫(ふし […]
金メダリストに報奨金がでても喜んじゃいられない!
「参加することに意義がある」といわれるオリンピック。しかし、いくら意義があっても、金がなくては人間つらいし、やる気もいまひとつおきないものです。 そんな心理をみこしてか、オリンピックでメダルを獲得した選手に、多くの国が賞 […]
ボクサーの皆さん、ダウンを奪っても喜ぶのはまだ早い
今世紀初頭のプロボクシング世界ヘビー級チャンピオンにジャック・デンプシーという男がいました。 彼はマナッサの殺し屋と異名をとるほどの破壊力の持ち主でした。1926年、彼はジェーン・タニーにタイトルを奪われ、翌年、リターン […]
美貌のおかげで無罪になれた女がたどった末路
1792年、ベルギー(当時はオーストリアの一地方)でひとりの女性が、夫、両親、ふたりの姉妹を殺害するという残虐な事件が起きました。 その凶悪な事件の犯人はアンリエット・オルレイル夫人(25歳)。ふつうなら、まちがいなく死 […]
時の権力者には、暗殺の危機がつきもの
かの独裁者アドルフ・ヒトラーにも、いつ殺されても不思議はないほど、多くの暗殺が計画されていました。 なかでも、よく知られているのが1944年の事件。この年の7月20日、ヒトラーは東プロセインでの軍事作戦会議に出席すること […]