15世紀後半から16世紀にかけて、ヨーロッパでは数学の試合がさかんにおこなわれました。ふたりの競技者(数学者)が互いに相手に問題をだしあい、一定期間内に解けた題数で勝負を競うというものです。 1535年、イタリアでフィオ […]
世界史の雑学
ナポレオンも降参した、老将軍の苦肉の策とは
ナポレオンは、軍事において、彼の右に出る者のいないほどの天才であったといいます。ところが、天才司令官ナポレオンの裏をかき、自国を守りきった英雄がいました。 彼の名は、老将軍クトゥーゾフです。 ナポレオンがロシアに攻めこん […]
実在した勇敢なアラビアン騎士のお話
今日の石油大国サウジアラビアは、勇猛果敢なひとりの王子の奇襲作戦によって新生国家としての産声をあげたのをご存じでしょうか。 かつてサウド家は、アラビア半島の中央部・ネジド地方を支配していましたが、ネジド北部の宿敵ラシード […]
やっぱり大国は強し!むごい最後に泣いた植民地
紀元前5世紀前半、ペルシャ帝国は東の超大国として栄えており、当然のように数多くの植民地を手中におさめていました。 そうした数ある植民地のひとつ、ミレトスという国をおさめていたアリスタゴラスという人物のお話。 彼は当時のペ […]
あわや全滅!のフランス軍の意外な命の恩人って?
戦争・合戦は数々あれど、ときには自然を相手に奇妙な戦いを演じることもあるものです。 1797年1月、ナポレオン救援のためライン地方からイタリアにむかって進軍を開始したフランスの2個師団。率いるはベルナドットとドルマ両将軍 […]
時の権力者には、暗殺の危機がつきもの
かの独裁者アドルフ・ヒトラーにも、いつ殺されても不思議はないほど、多くの暗殺が計画されていました。 なかでも、よく知られているのが1944年の事件。この年の7月20日、ヒトラーは東プロセインでの軍事作戦会議に出席すること […]
18人も死んだのに、ただ一人命びろいした王様
19世紀、フランスの「市民王」と呼ばれたルイ・フィリップは、何度となく暗殺されかかりました。 すべては未遂で済んだのですが、1835年7月28日、7月革命を祝うパレード行進の最中に、フィリップ王暗殺が企てられたときのこと […]
どん底からカムバックしたナポレオンの空恐ろしさ
1814年のことです。ナポレオンはライプチヒの戦いでプロイセン・オーストリア・ロシアの同盟軍に破れ、エルバ島に幽閉されてしまいました。彼の失脚によって、ルイ18世が王位に就き、彼の時代は終わりを告げるかにみえました。 と […]
史上最強運の大統領アンドリュー・ジャクソン
ちょっとした運に助けられ、決闘で命が助かった男がいます。テネシー州ナッシュビルのアンドリュー・ジャクソンという男です。 決闘がおこなわれたのは、1806年5月21日の明け方でした。相手は早撃ちが自慢のチャールズ・ディッキ […]
リンカーンのあの名文句にもこんな逆転劇があった
「沈黙は金」ということわざがあります。くだらぬことをしゃべるよりは、黙っていたほうが立派だという意味です。つぎに紹介するエピソードも、このことわざどおりかもしれません。 1863年の秋のことです。アメリカのゲティスバーグ […]