その年の最初に降る雪が「初雪」。日本の初雪は毎年、富士山の山頂に降ります。初雪が観測されると、「富士山で初冠雪」と、映像つきで大きく報道されるものです。
初雪の基準ですが、「立秋を過ぎて最初に降る雪」や「10月以降に降る雪」のように、暦や四季にそって決められているのではありません。その年の最高気温を記録した日のあとに、初めて降った雪を「初雪」といいます。
たとえば、7月20日に気温36度を記録。その後は気温25度を超えない冷夏となり、8月に入って気象庁が「この夏はこのまま低温が続き、9月に突入する」という気温予報を発表したとします。
その場合は、本来は真夏である8月に雪が降っても、それが「初雪」になるというわけです。
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