居眠り運転は、同乗者がいないときのほうが起こりやすいものです。話し相手はいない、万が一事故を起こしても同乗者に対しての責任がない、そんな状況では、ドライバーはつい睡魔に負けてしまいやすいからです。しかし、助手席に同乗者がいたとしても、かえって居眠り運転を誘発してしまうケースがあります。
ひとつは、助手席にいる人が眠ってしまった場合です。そもそも助手席の人間が眠くなる状況というのは、ドライバーも眠くなって当然。そんなときに、助手席にいる人間が眠ってしまうと、ドライバーは心のタガが外れ「あー、眠っているな」と思うと、それが居眠りへの呼び水になってしまうのです。
本来、助手席に座る人間は、その名の通りドライバーの助手となって、ナビゲーターの役目をしたり、ドライバーが眠くならないような話題を提供するのが務め。どうしようもなく眠くなったときは、せめて後部座席に移って眠るのがマナーというものでしょう。
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