昭和22年、カストリ(低俗な記事を中心としたもの)新聞『スリル』が、ワイセツ文言として摘発され、裁判がおこなわれていました。 このとき、検察側がだした証人が、謹厳で鳴る法学博士の金森徳次郎氏。 一方弁護側証人は、『四畳半 […]
狼少年の話を地でいく北条氏の陽動作戦
天文14年(1545)から15年にかけて北条氏と上杉氏は敵対関係にありました。 そしてついに、扇谷朝定(おうぎがやつともさだ)と山内憲政の両上杉連合軍が、北条氏康の将・北条綱成(つなしげ)の守る武蔵河越城を攻めました。 […]
40名の乗員の命を助けた不思議な夢とは
タイタニック号の沈没から8年後の1920年9月、アランザス号という船の船長だったエドワード・ジョンスンという人物が、何回も同じ夢を見ました。 夢の内容は、父親があらわれて、お前は沈没した潜水艦の乗員を救うだろう、ただし、 […]
実ったはずの不倫も夫のこのしぐさで全てオジャン
不倫の恋が実ることはめったにないものですが、めでたくゴールインまでこぎつけたのは、上司と不倫していたM子。 彼が自分のモノにならないと思えば思うほど、恋い焦がれ、道ならぬ恋に燃えあがっていました。そんなとき、彼の奥さんが […]
これを拾って天国と地獄を行き来した漁師
ギア・ロン皇帝は、安南(ベトナム)の名王との誉れが高かった人物です。彼の墓は何者かにねらわれ、荒らされたとの噂でした。 あるとき、ひとりの漁師がユエ川で釣りをしていたところ、頭蓋骨が流れてきました。 拾いあげて調べてみる […]
運に見放された男の最後の賭けの悲惨な結末
人生の苦境を抜けだす一発逆転の秘策……といってもなかなかむずかしいものです。へ夕をすると、ますます泥沼に足を踏み入れるケースも多いといいます。 千葉県に住むある男は、借金を返済するために、当時住んでいた父親名義の土地を売 […]
金の発見がなぜ没落の運命を呼び込んだのか
アメリカ・カリフォルニアで金が発見されたのは1848年1月24日、ジョン・オーガスタス・サッター製材所の水車用水路においてでした。 共同経営者のジェームズ・ウィルソン・マーシャルが水路を見回っているときに、川底に光るもの […]
ナポレオンも降参した、老将軍の苦肉の策とは
ナポレオンは、軍事において、彼の右に出る者のいないほどの天才であったといいます。ところが、天才司令官ナポレオンの裏をかき、自国を守りきった英雄がいました。 彼の名は、老将軍クトゥーゾフです。 ナポレオンがロシアに攻めこん […]
道兼が手にした悲願の「関白」は人生最大の過ちだった
平安時代中期の公卿藤原道兼は父兼家の命を受け、言葉たくみに天皇に退位を持ちかけ、もくろみどおり花山天皇を退位、出家させることに成功し、後釜に外戚の一条天皇を即位させました。 この功績があるため、父兼家の死後、摂政の地位は […]
絞首刑執行後に蘇生しちゃった強運男の進退は?!
明治6年2月20日の太政官布告第65号によって、死刑台は絞架とあらためられ、17階段のついた絞架台が採用されました。 これは英国式をまねたもので、日本にどっと押しよせた文明開化の波は、死刑の方法にまでおよんだというわけで […]