法廷で逆転無罪を勝ちとるのはたいへんむずかしいものです。 ところが、平安時代、すでに、それをやってのけた女性がいました。裁判で国司らの誤判を認めさせたのです。 讃岐の国の秦浄子なる女性がその人です。彼女は飲酒仲間の浪人に […]
斬殺覚悟で志士をやり込めた女郎の一言とは
伊藤博文らと尊王撰夷運動に参加し、維新後、新政府参与となり外交、財政通として活躍した井上聞多(井上馨)。 彼には若かりしころ、なじみの女郎でお里という女性がいました。若い彼は、御殿山に建設中だった諸外国の合同公使館を焼き […]
爆撃機に火災発生!上空での一か八かの賭けとは
世界中で激しい戦闘をくり広げた第二次世界大戦。1944年3月25日におこなわれたベルリン空襲もたいへん激しいものでした。 空襲に参加したイギリス空軍ランカスター爆撃機は、攻撃を受けて炎上。機長は乗務員に脱出を命じました。 […]
そんなのあり?男の意地を賭けたショットの行方は……
1974年、ウォーシングでおこなわれたゴルフのヘンフォルド・トーナメントは、まるで奇跡としかいいようのない出来事が起こった大会です。 大会2日目、プロのピーター・ウィルコックは5番ホールをなんとホールインワンで仕とめまし […]
サンリオ社長がうった起死回生の大バクチ
サンリオといえば、キティーちゃんなどのキャラクターグッズですっかりおなじみの会社です。 もともとは、山梨シルクセンターという小さな出版社でしたが、昭和48年にサンリオと改名し、ファンシーグッズを中心にした会社にうまれかわ […]
実在した勇敢なアラビアン騎士のお話
今日の石油大国サウジアラビアは、勇猛果敢なひとりの王子の奇襲作戦によって新生国家としての産声をあげたのをご存じでしょうか。 かつてサウド家は、アラビア半島の中央部・ネジド地方を支配していましたが、ネジド北部の宿敵ラシード […]
投身自殺の青年が薄れゆく意識の中で掴んだものは
イタリアの自動車会社でセールスマンをしているニノ・トリノ君、仕事はできるし、なかなかの美男子とあって、その会社の社長令嬢に好感をもたれていました。 ニノ君のほうも社長令嬢にぞっこんで、あるとき意をけっしてプロポーズすると […]
やっぱり大国は強し!むごい最後に泣いた植民地
紀元前5世紀前半、ペルシャ帝国は東の超大国として栄えており、当然のように数多くの植民地を手中におさめていました。 そうした数ある植民地のひとつ、ミレトスという国をおさめていたアリスタゴラスという人物のお話。 彼は当時のペ […]
50年の時を越えて見事生還した男
第二次世界大戦中、日本から多くの開拓団が満州(現中国・東北地方)に渡りました。山梨県に住む飯島俊太郎さんもそうしたうちのひとり。 終戦を迎え、飯島さんの消息は途絶えました。多くの満蒙(まんもう)開拓団がたどった悲劇が彼を […]
忠犬のふりして無罪獲得した犬の悪知恵
犬は飼い主に忠をつくす動物といわれますが、そんな忠犬ぶりで、わが身を救った犬がアメリカに実在しました。 ウエストバージニア州プリンストン市のウイリアムス氏は雑種犬を飼っていました。 犬の名前はボウ。このボウは、近所の血統 […]