「少年よ、大志を抱け」といえば、いまも札幌に銅像のあるクラーク博士の言葉。 アメリカの教育者で、明治政府に招かれて、明治9年に来日。できたばかりの札幌農学校の教頭となりますが、わずか1年でアメリカに戻ります。 しかし、そ […]
盗まれたゴヤの頭蓋骨はどこへいった?
「首のない死体」というのは、エラリー・クイーンの『エジプト十字架の謎』をはじめ、推理小説によくでてくるトリックのひとつです。 たいてい、被害者と思われていた人が、じつは生きていて犯人だった、というオチとなります。たしかに […]
吉良上野介の後継ぎはちゃんといたのか
忠臣蔵の敵役、吉良上野介。その後、吉良家はどうなったでしょうか。 吉良上野介こと義央(よしなか)には、綱憲という息子がいましたが、これは主筋にあたる上杉家の養子となりました。 そうなると吉良家には後継ぎがいなくなるので、 […]
フランシスコ・ザビエルは日本での布教を終え、それからどこへ行った?
日本のおとなり韓国は、キリスト教徒が多い国でもあります。それにくらべれば、同じころに伝来したはずなのに、日本には信者があまりいません。 もちろん、教会はあちこちにあるし、クリスマスは国民的行事だし、教会で結婚式をあげるカ […]
体内で内出血した血液はいったいどこへ消えてしまうのか?
からだをなにかに強くぶつけたとき、血はでなくても、皮膚が青黒くなることがあります。皮膚近くの血管が破れ、皮膚の下で出血した状態です。 ところが、この内出血、多くの場合は、なんの処置をしなくても、そのうちきれいに消えてしま […]
献血した血液が輸血に使われるまで
献血した自分の血液が、知らない人の命を救う。それはそのとおりですが、あなたの血液が、だれかにそのまま輸血されていると思っているならば、それは正確ではありません。 たしかにむかしは、献血された血液が、輸血の必要な患者にその […]
マラソンのゴールで渡されたタオルは家に持ち帰ってもいいの?
マラソンで、選手がゴールインすると、選手たちの肩に、競技役員がサッとタオルをかけます。メダルは3人しかもらえませんが、このタオルは、全員に配られています。 このタオル、たいてい、大会名とスポンサー名、ときには「FINIS […]
ベニスはいずれ水没し、本当に消えてなくなるのか
イタリアの楽観主義者には、ベニスが水没するより、東京の大地震のほうが先だろうという声もあります。しかし、ベニスは、現実に過去1200年のあいだに、なんと1.4メートルが水没。さらに、いまから1000年後には、3メートルは […]
空に向かって威嚇射撃された弾のゆくえは?
テレビドラマの刑事ものでは、犯人を追う刑事が、「止まれ、止まらんと撃つぞ!」と叫んで、空に向かって、ズドーンとピストルをぶっ放すシーンがよくあります。 しかし、空に向かって鑿ったら、やがて弾は落ちてきます。天に向かって、 […]
終身犯が寝たきり老人になったら、誰が面倒みる?
終身刑で刑務所に入っていれば、からだもだんだん弱ってきます。もし、病気や老衰で、ふつうの生活ができなくなって、60歳以上であれば、各刑務所の病舎に入ることになっているそうです。 その病舎には、準看護士の資格をもつ看守がい […]