橋の欄干の上には、タマネギ型のオブジェが置かれていますね。あの名前は「擬宝珠」といって、読み方は「ぎぼし」が一般的ですが、「ぎぼうし」とか「ぎほうしゅ」「きぼうし」と読むこともあります。 「宝珠」とは、仏教の世界で、海底 […]
日本国内の雑学
機長はお客よりもおいしい機内食を食べているのか?
競争の厳しい航空業界。各航空会社とも、少しでもおいしい「ホットミール」を客に提供しようと知恵を絞っていますが、飛行機のなかでもっともエラい機長の食事はどんなものでしょうか?お客よりもうまいものを食べていそうな気もしますが […]
電車のレールはどうやって曲げるのか?
電車の重さは、1両だけで40トンほどもあります。これに満杯の客を乗せ、何両も連結すれば、何百トンにもなります。 レールはその重量を支え、さらに車輪との接触による摩耗に耐えなければなりません。そのため、金属内部まで硬度を高 […]
使い捨てカイロの寿命は?
使い捨てカイロのパッケージには、「有効期限」が表示してあります。 通常は、製造時から3シーズンくらいが寿命の目安。しかし、それを過ぎたからといって、使えなくなるわけではありません。 有効期限とは、あくまで表示されている温 […]
扇風機の後ろに風がこないのは?
一見、扇風機は、後ろから吸いこんだ空気を前に送り出しているように思えます。しかし、実際の構造はそうはなっていないのです。 扇風機は、横から吸いこんだ空気を前に吹き出しているのです。だから、扇風機の後方では、空気の流れはま […]
首脳会談で通訳が重大な秘密を知ったらどうなる?
外国要人との首脳会談では、マスコミをシャットアウトし、首脳同士サシで行われることがあります。こんな場合、同席していた通訳が、そこで重大な秘密を知ってしまったとしたら……。 自分だけ知っていると思うと、誰かに言いたくなるの […]
洋食器は、なぜ1組6枚?
日本では、昔から奇数が尊ばれてきました。だから食器も1組5枚になっています。 一方、欧米にはそんな風習はなく、食器のセット枚数を奇数にする必要はありません。そこで、欧米でモノの数え方の基本になる「1ダース=12」が使われ […]
本の「ハードカバー」と「ソフトカバー」の作り方の違いは?
いま流通している本は、装丁方法によって上製本(本製本)と並製本(仮製本)の2つに分けられます。 上製本は、本を糸でとじてから裁断し、あとで表紙をつけます。固い紙で表紙をつくるので、一般には「ハードカバー」と呼ばれています […]
「定礎」の中には何がはいってるのか?
ビルの入り口で「定礎」というプレートを目にすることがあります。 「定礎」のもともとの意味は、建築工事で土台となる石(礎石)をすえること。その儀式を定礎式といいます。 それがアレンジされて、今では工事後、プレートを取りつけ […]
ろうそくの原料はどんなもの?
日本で昔から使われてきた和ろうそくは、リュウキュウハゼという木の実からとった「木ろう」を原料としています。紙こよりでつくった芯に、木ろうに油を混ぜて練ったものを塗り、干して乾いたらまた塗るという作業を繰り返して一定の太さ […]