第二次世界大戦後、米ソ(現・ロシア)の宇宙開発競争は国家の威信をかけてくり広げられていました。 すくなくとも、1957年の時点では、世界の専門家たちは、アメリカがソ連を1歩も2歩もリードしているとみていました。 世界で最 […]
海外・国内・歴史の雑学
ハイジャックを成功させた機長のとっさの機転
「パーティー用のラム酒を用意した」。これが作戦開始の暗号でした。 この連絡が入ると、ハイジャック犯たちは搭乗手続きをするために空港に集まりました。いよいよ1年かけて練られたハイジャック計画が実行に移されました。 こうして […]
タイソンの人生までをもKOしてしまった1秒間
1990年2月2日、東京ドームで統一世界ヘビー級タイトルマッチがおこなわれ、マイク・タイソンとジェームス・ダグラスが対戦しました。 快進撃をつづけるタイソンのKO勝ちを誰もが信じて疑いませんでした。予想どおり、試合はタイ […]
戦に情は禁物、明軍が敗れたこんな理由
文禄2年(1593)正月5日、明・朝連合軍は、小西行長らが守る平壌を包囲しました。7日にはついに総攻睾に移ります。世にいう文禄(ぶんろく)の役の開戦です。 多勢に無勢の日本軍は、たちまち京城をめざして敗走します。京城に着 […]
夢のおかげでタイタニック号に乗らずにすんだ男
イギリスの実業家ジョン・オコンナー氏は、1912年のある晩、イヤな夢を見ました。大きな船が沈没して、船から投げ出されたたくさんの船員や乗客たちが、海で溺れている夢です。 次の晩も同じ悪夢にうなされました。しかも、その大き […]
人は見掛けによらぬ、強盗犯を撃退したのは……
もしも、身長180センチの20歳前後の青年に襲われたとしたら、女性はひとたまりもない……とふつうは思うでしょう。 ところがこの女性、エセル・ウェスト夫人は、なんと74歳にして強盗を撃退したというのです。事件は1978年、 […]
10万フランを巡り、貧乏人と金持ちの運命はこう変わった
宝くじで1億円当たったら?庶民にとっては夢のような金額ですが、それをはした金くらいにしか感じない大金持ちもいるでしょう。この感覚の差が、時として命とりにまでなることもあります。 19世紀、フランスはリヨンの億万長者、ヒュ […]
組合への世間の同情がなぜ一夜にして覆ったか
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが買収したホームステッド鋼製レールエ場は、組合が強く、1892年4月4日、カーネギーは、工場支配人のヘンリー・フリックに、組合員は雇用しない旨の通告をおこないました。これは、賃金切り下げへの […]
もはやこれまで!の料理方が命拾いしたいきさつ
江戸時代、将軍の食事は、あらかじめお毒味したのちに将軍のまえにさしだされました。それほど将軍の食事には気をつかっていたわけで、その分料理方の責任も重かったのです。 徳川家8代将軍吉宗が、あるとき、食事をしようとすると、料 […]
水難に遭ってもなぜか助かる名前がある
「ヒュー・ウィリアムズ」という名前には、どうやら水除けの神様がついているらしい。なぜなら、この名前の人が、水難事故でことごとく命拾いをしているのです。 まず、1660年12月5日のこと。ドーバー海峡で汽船が沈没する事故が […]