地震が起きた直後に、津波が起きるか起きないかわかるのはなぜ?

テレビを見ている最中に地震が起きると数分後には、画面のすみに、気象庁が発表した「地震速報」が流れます。
そのさい、震源地、各地のマグニチュードの情報とともに津波予報も発表されますが、地震が起きた直後に、津波が起きるか起きないか、起きる場合はその高さまで、なぜわかるのでしょうか?
地震は、断層が動くことによって起きます。断層が上下に動くと、「タテゆれ」。左右に動くと「横ゆれ」の地震が起きます。
津波が起きるのは、タテゆれのときです。海底が大きく隆起したり沈降するため、海面も大きく上昇したり下降したりします。それにともなって、異常な潮の満ち引きが起きます。その結果、津波が起きるのです。
津波予報は、地震が起きると同時にわかるそうしたゆれ方や、これまでの地震に関する集積データをもとに判断しています。だから素早い速報ができるのです。

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