欧米の大脳生理学者たちが行った実験では、クラシック音楽が脳にいいことが分かってきました。モーツァルトの『二台のピアノのためのソナタ二長調k.448』や、バッハなどのバロック音楽を聴くと、記憶力が高まるというのです。
クラシックには脳が喜ぶ要素がたくさんあります。右脳を心地よく刺激してくれるし、ほとんどの曲に、「1/fゆらぎ」と呼ばれる波動があり、それによって脳から大量のアルファ波が出て情緒が安定します。このリラックス効果が脳のワーキング・メモリー(作業記憶)を高め、ひいては記憶力を高めるという説もあります。
ともあれ、ふだん左脳主体のデスクワークが多い人は、休日にはクラシックを聴いて右脳を刺激してやれば、脳は確実に活性化するはずです。
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