戦前、学校の成績は、上位者から順に甲、乙、丙、丁で表されていました。いまでは、この言葉もほとんど聞かなくなりましたが、焼酎だけはいまも「甲類」と「乙類」に分けられています。 といっても、麦焼酎や芋焼酎などの「乙類焼酎」が […]
おこげができたご飯は、なぜおいしい?
最近は、ほとんどの人が炊飯器でご飯を炊きますが、なかには水の量を少なめにして、わざとおこげをつくる人がいます。すると、おこげ以外の部分のご飯もおいしくなるといいます。実際、お米がこげると、特別なうまみ成分ができるのです。 […]
おかめそばって、どこが「おかめ」?
南蛮そばの「南蛮」とはネギのことで、月見そばの「月見」は、そばの上に落とした卵の黄身を月に見立てたもの。では、おかめそばは、どこが「おかめ」か、おわかりでしょうか? 答えは、具の並べ方が、おかめの顔を表しているのです。 […]
ライスをフォークの背にのせて食べる「マナー」の由来は?
以前は、フォークでライスを食べるとき、フォークの背にライスをのせて食べる人が少なくありませんでした。しかし、そんな食べ方をしていたのは、世界広しといえども、日本人だけ。洋食のマナーが日本に上陸した明治初期に、そのスタイル […]
子供は、なぜ甘いモノが大好き?
子供が甘いモノが大好きなのは、味覚がまだ充分に発達していないからだと思っている人も多いはずですが、これは大きな間違い。 たしかに、子供は、苦味や渋味のよさがまだよくわかりません(というか、苦味や渋味に価値を認めません)が […]
なぜ、バッハやモーツアルトはあんなカツラをかぶっていたのか?
小学校の頃、音楽の教室に飾ってあるバッハやモーツァルトの肖像画を見て、なぜ、あんなカツラをかぶっているのか不思議だった人も多いはずです。 これは、中世ヨーロッパでは貴族たちがカツラをつけるのが習慣だったからです。この習慣 […]
なぜ大阪笑いの殿堂はなぜ「花月」というのか?
吉本新喜劇の劇場といえば、大阪ミナミの「なんばグランド花月」に代表されるように、「花月」という言葉がつきもの。大正7年、当時大阪の超一流の演芸場といわれた「金沢亭」を吉本泰三、せい夫婦が買い取り、それを「南地花月」と名づ […]
なぜ、落語家は高座で羽織を脱ぐ?
羽織姿であらわれた落語家が高座に座って話し始めると、まず例外なく、話の途中で羽織を脱ぎます。熱くなって脱いだというわけでもなさそうですし、邪魔ならはじめから脱いでくればいいのに、なぜわざわざ客の前で羽織を脱ぐのでしょうか […]
女性週刊誌の広告には、なぜタレントの名前の下に年齢が入っている?
女性週刊誌の新聞広告には、タレント名の下に、かならずといっていいほどカッコ入りで年齢が記されています。記事ならともかく、広告にまで年齢を入れるのは、考えてみれば不思議ですが、これはどうやら、日本人の物の見方に関係があるよ […]
表彰式のあの音楽は何という曲?
Jリーグでも大相撲でも小学生の運動会でも、表彰式のバックには定番ともいえる音楽が流れます。「チャーン・チャーチャ・チャーン・チャーン、チャラララ・チャン・チャン・チャーン」というおなじみの曲です。 あの曲は表彰式のために […]