ふつうのビールをグラスに注ぐと、気泡がグラスの底のほうから浮きあがってきます。気泡は、ビールより軽いので、浮き上がってきて当然です。 しかし、反対に、小さな泡がサワサワと沈んでいくのが、ギネスビールです。グラスを横から見 […]
コンペイトウにはいくつイボがある?
コンペイトウのイボイボの数は、正式には36個と決められています。江戸時代からそう決まっているのです。 コンペイトウが日本に伝えられたのは、安土桃山時代のこと。宣教師のルイス・フロイスが持ち込み、織田信長を喜ばせたという記 […]
プラスチック入りの焼きプリンに、どうやって焦げ目をつけるのか?
冷蔵庫に必ず焼きプリンが入っているという家庭もあるでしょう。しかし、ここで不思議なのは、焼きプリンといいながら、プラスチックの容器に入っていることです。子供に「焼くとき、プラスチックは溶けるんじゃないの?」と聞かれて、答 […]
焼酎の甲類と乙類の違いは?
戦前、学校の成績は、上位者から順に甲、乙、丙、丁で表されていました。いまでは、この言葉もほとんど聞かなくなりましたが、焼酎だけはいまも「甲類」と「乙類」に分けられています。 といっても、麦焼酎や芋焼酎などの「乙類焼酎」が […]
おこげができたご飯は、なぜおいしい?
最近は、ほとんどの人が炊飯器でご飯を炊きますが、なかには水の量を少なめにして、わざとおこげをつくる人がいます。すると、おこげ以外の部分のご飯もおいしくなるといいます。実際、お米がこげると、特別なうまみ成分ができるのです。 […]
おかめそばって、どこが「おかめ」?
南蛮そばの「南蛮」とはネギのことで、月見そばの「月見」は、そばの上に落とした卵の黄身を月に見立てたもの。では、おかめそばは、どこが「おかめ」か、おわかりでしょうか? 答えは、具の並べ方が、おかめの顔を表しているのです。 […]
ライスをフォークの背にのせて食べる「マナー」の由来は?
以前は、フォークでライスを食べるとき、フォークの背にライスをのせて食べる人が少なくありませんでした。しかし、そんな食べ方をしていたのは、世界広しといえども、日本人だけ。洋食のマナーが日本に上陸した明治初期に、そのスタイル […]
子供は、なぜ甘いモノが大好き?
子供が甘いモノが大好きなのは、味覚がまだ充分に発達していないからだと思っている人も多いはずですが、これは大きな間違い。 たしかに、子供は、苦味や渋味のよさがまだよくわかりません(というか、苦味や渋味に価値を認めません)が […]
なぜ、バッハやモーツアルトはあんなカツラをかぶっていたのか?
小学校の頃、音楽の教室に飾ってあるバッハやモーツァルトの肖像画を見て、なぜ、あんなカツラをかぶっているのか不思議だった人も多いはずです。 これは、中世ヨーロッパでは貴族たちがカツラをつけるのが習慣だったからです。この習慣 […]
なぜ大阪笑いの殿堂はなぜ「花月」というのか?
吉本新喜劇の劇場といえば、大阪ミナミの「なんばグランド花月」に代表されるように、「花月」という言葉がつきもの。大正7年、当時大阪の超一流の演芸場といわれた「金沢亭」を吉本泰三、せい夫婦が買い取り、それを「南地花月」と名づ […]