トンカツに限らず、アジフライ、メンチカツなど、洋食店のフライものには、キャベツの千切りがついてくるものです。 この組み合わせが生まれたのは、昔は日本人の舌に合う生野菜が他にはなかったからといえます。 そもそも、江戸時代の […]
料理の雑学
毒死した動物は食べられるのか?
アフリカや中南米には、毒矢で狩りをし、毒殺した動物を食べる種族がいます。そのとき毒殺した動物を食べて、その毒にやられることはないのでしょうか。 この疑問を解くカギは、毒が体内に入るプロセスにあります。動物に刺さった毒矢の […]
コンビーフの「コン」て、どういう意味?
「コンビーフ」という名前は、一種の和製英語。正確には、「コーンドビーフ(corned beef)」といいます。 「コーンド」とは、塩漬け、塩蔵という意味で、「コーンドビーフ」は、塩漬けの牛肉から筋を取り除いてほぐし、食用 […]
同じ油で天ぷらを何回揚げられる?
天ぷらを揚げるには、大量の油を必要とします。その天ぷら油は、その後、何回か繰り返し使えますが、やがてもう捨てるか、まだ使えるかの判断に迷う時期がやってきます。料理の本には「10回程度」は使えると書かれていることが多いので […]
梅干しの味が昔と比べて甘くなったのはなぜ?
最近の若い人には「梅干し」と聞いても、ツバの出ない人が増えているようです。梅干しをあまり食べなくなったこともありますが、昔に比べて梅干しが甘くなったことも大きな理由です。 とくに、甘味の強いのが「調味梅干し」と呼ばれるタ […]
キャビアはなぜ高いのか?
フォアグラ、トリュフと並んで世界三大珍味のキャビアは、ご存じのようにチョウザメの卵です。高価なことでも有名ですが、それはチョウザメの数が減っていることに加え、いまでも手作業で缶詰め作業が行われているからなのです。 本物の […]
魚は、頭を左側にして盛り付けるのはどうして?
魚の盛りつけ方を改めて思い返すと、定食屋でも居酒屋でも、頭が左側になっているものです。料理ばかりか、魚屋でも頭を左側にして並べていますが、なぜ魚の頭は左側に置かれるのでしょうか? といっても、これは昔からの習慣というしか […]
なぜ、大豆の自給率は低いのに、「国産大豆使用」の大豆製品が増えている?
豆腐、納豆、みそ、しょうゆ、油揚げ、もやし、サラダ油などは、どれも日本人の食卓に欠かせない食品ですが、これらの原料はすべて大豆。ところが、その大豆の95%以上は輸入に頼っています。つまり、大豆の自給率は5%を割っているの […]
「薬用」オリーブ油は料理に使えるか?
家庭でオリーブ油を使っている人は多いでしょう。といえば、料理に使う「食用」オリーブ油を思い浮かべた人もいれば、お肌の手入れに使う「薬用」オリーブ油をイメージした人もいるでしょう。 「ウチでは、その両方を使っている」という […]
種なしスイカをどうやって増やす?
スイカも植物である以上、種を植え、畑で育てなければ、実を結びません。では、種なしスイカの種はどうやって作るのでしょうか。 種なしスイカといっても、最初は、他のスイカと同様、スイカの種をまいて作られます。 その成長過程で細 […]