当然のことですが、南極には郵便配達人はいません。 なにしろ南極では、最低気温がマイナス80度近くになることもあります。さらに、一寸先もみえないブリザードが吹き荒れることもあります。郵便配達人のバイクや自転車がものの役に立 […]
日本国内の雑学
電話のなかった江戸時代、武士の欠勤届けはどうやって届けた?
当時の武士の勤務体制から紹介しましょう。 だいたい武士は少なくて5人、多くて8人程度のグループを組み、支配や組頭の指揮、監督のもとで勤務についていました。隠密などの特別な任務でもないかぎり、ひとりだけで業務をすすめるよう […]
浦島太郎はいきなりおじいさんになって困らなかったのか?
お伽話は、心をなごませる反面、とてつもなく残酷な面も持ちあわせています。 たとえば、『浦島太郎』の話。いじめられていた亀を助けた浦島は、龍宮城で乙姫様の歓待を受けます。ところが、故郷に戻ってみると、すでに700年の歳月が […]
子持ちでないシシャモのオスの扱いはどうなるのか?
飲み屋のママは、たとえ独身でも子持ちのほうがいいといいます。 子供がいれば、子供のためにと頑張って、よく働き、金銭感覚にもシビアになります。子供の教育を考えて、自然に、身持ちは堅くなり、たまに男と戯れることはあっても、結 […]
トラ革のパンツをはいた鬼が犬、猿、キジごときに退治されるのはおかしい?
桃太郎の勝利は、番狂わせといっていいのではないでしょうか。 角を生やし、金棒を持った鬼が、犬、猿、キジなどに敗れてしまうのです。鬼はトラ皮のパンツをはいていますが、それはトラより強いということを意味するのではないでしょう […]
桃太郎が生まれた桃は、おじいさんとおばあさんが食べてしまったのか?
おじいさんが山へ柴刈りにいっているあいだ、川へ洗濯にいったおばあさんがみつけたのが、ドンブラコと流れてくる大きな桃。家に持ち帰り、さっそく割ってみると誕生したのが桃太郎なのは、たいていの日本人が知っています。 問題は、残 […]
海から離れた水族館は海水をどうやって調達している?
海のそばにある水族館では、海水はたいてい近くの海から取水管で引き込んで調達しています。では、海水を直接引けないような海から離れた水族館は、どうしているのでしょうか。 欧米などでは、淡水に食塩を加えて人工海水を使っていると […]
水族館の岩やサンゴはホンモノ?
うつくしい岩場やサンゴ礁、そこでたわむれる魚たちが、ホンモノの海底さながらに再現された水族館は、見ているだけで思わずうっとりします。じつはあの中にイミテーションがあります。魚たちはもちろんホンモノですが、サンゴと岩場は、 […]
着物を売る店をなぜ「呉服屋」というのか?
着物は「和服」ですが、着物を売っている店は「和服屋」とはいわず、なぜか「呉服屋」といいます。「服」の意味はわかるとしても、「呉」というのは、何を指しているのでしょうか? 『日本書紀』には、雄略天皇の時代に、たいへんすぐれ […]
「待機電力」に使っている電気代って、どれくらい?
省エネに関心のある向きなら、「待機電力」という言葉をご存じのはず。これは、テレビやビデオ、ステレオ、エアコンなど、リモコンやタイマーを組み込んでいる電気製品が、いつでも使えるようにしておくための電力のことで、たとえスイッ […]