収入印紙とは、本来、契約書や領収書など、取り引き内容を文書にしたものに貼るものです。これを貼らないと、法的には無効となることが多いのです。 つまり、収入印紙とは、国が民間の取り引きに、いわばお墨付きを与えることで、ちゃっ […]
社会生活の雑学
地下鉄の「上り」「下り」は、どうやって決める?
JRの場合、東京駅に向かって走るのが「上り」、東京駅から遠ざかるのが「下り」と決まっています。例外として、山手線のような環状線は「外回り」と「内回り」といういい方をします。 では、東京の地下鉄のように縦横無尽に走る電車の […]
学校の天井はなぜ高い?
小学校や中学校のときの教室を思い出してみてください。やけに天井が高く、教室にはガランとした空間部分があったはずです。子供のころは体が小さかったからそういう印象が残っているのかといえば、そうでもありません。 じつは「建築基 […]
なぜ美容院ではヒゲをそってくれない?
髪を切ったときに、何も言わずともヒゲをそってくれるのは理容室。美容院ではお願いしても断られるのがオチです。 美容師と理容師は、似たような業種ではあっても、資格も違えば、客に対する営業行為も法律でしっかり区別されています。 […]
ものごとの終わりに「手締め」をするのはなぜ?
お祝いの席や、なにか儀式が無事に終わったときに、「それではお手を拝借!」と、「手締め」をすることがあります。 手締めには、一本締め、三本締め、一丁締めなどがありますが、いずれもその意味は、神社でお参りするときに柏手を打つ […]
飛行機はなぜ左側から乗り降りする?
どんな飛行機でも、乗り降りは機体の左側からおこなわれます。渡り廊下のようなホールディングブリッジも左側につくし、ニュース報道で首相が飛行機から降りてくる階段のようなタラップも左側にあります。 右側にもいちおう出入り口はつ […]
名前を彫った消しゴムは印鑑として使える?
印鑑は、木や象牙、水晶、石、金などに文字などを彫刻したもの。文書に押して印影が残れぱいいのです。 それなら、名前を彫った消しゴムでも大丈夫なはずですが、この消しゴム印、ハンコとして認められるのでしょうか。 答えは、認めら […]
「天然記念物」を決めているのは誰?
アホウドリ、オオサンショウウオ、西表島に生息するイリオモテヤマネコなど、「天然記念物」に指定されている動物は、どれも絶滅寸前というイメージがあります。 しかし、天然記念物は、絶滅しそうなすべての種に救いの手をさしのべてい […]
クルマの「ありがとうハザード」はいつ始まった?
クルマの合流や車線変更では、入れてもらったクルマのドライバーがハザードランブ(非常点滅表示灯)を点滅させて、うしろのドライバーにお礼のサインをおくったりします。いわゆる「ありがとうハザード」ですが、この習慣はいつ生まれた […]
法廷画家はどうやって被告人をスケッチしているのか?
裁判の様子はテレビ中継はもちろん、写真撮影も禁止されています。裁判官が座っている映像などは、許可を得て撮影された開始前のもの。実際の様子は、法廷画家が描く「法廷画」が頼りになります。 しかし、この法廷画、よく見ると、傍聴 […]