『老人と海』の著者として知られるアーネスト・ヘミングウェイは、恐ろしいほど事故の多い人生を送った人物です。 子供のとき転んだひょうしに、口にくわえていた棒が扁桃腺に突き刺さったこともあれば、釣り針が背中にめりこんだことも […]
エンタメ・スポーツの雑学
ドジのせいで優勝逸してかわりに得たものは?
スポーツには細かいとりきめがあるものです。プロゴルフの場合もそうで、たとえばホールアウトしていても、ゲームは完全には終わりません。ちゃんとスコアを提出し、そのスコアにまちがいがないことを確認して、はじめて終了というとりき […]
逆転負けから思わぬ幸運をつかんだランナーとは
1908年のロンドン五輪、まだマラソンの距離が41.8キロだったころのお話。 レースは、残り3キロちょっとでピエトリ(イタリア)がトップ。ところが、スタジアムにはいってきたピエトリはフラフラ。心身ともに疲労が極限に達して […]
24億円が一瞬でパー?! 重賞レースの行方やいかに
平成3年秋の天皇賞は前代未聞の「大逆転」で幕を閉じました。武豊が騎乗したメジロマックイーンが人気にこたえて1着でゴールイン。誰もが納得する予想どおりの展開でした。 武豊はまたしても勝負強さをみせつけたのです。が、その10 […]
世紀の落球、逆転満塁サヨナラエラー
西鉄(現・西武ライオンズ)にとって、それは、いまわしき悪夢だったにちがいありません。 昭和25年5月14日、後楽園球場でおこなわれた対大映戦でのことです。西鉄の監督や選手が経験した悲劇は悲惨このうえないものでした。 この […]
精神力にものいわせ、出るか逆転ウルトラC
日本の男子体操は、オリンピックの団体競技で、ローマ、東京、メキシコ、ミュンヘンと4連覇を達成、昭和51年(1976)のモントリオールでも団体優勝は確実とみられていました。 ところが、エースの笠松茂が急性盲腸炎になり現地で […]
勝敗がコロコロ変わった世紀のバレーボール戦
1992年のバルセロナ五輪、2日目。男子バレーボール予選リーグで、日本チームはいきなり優勝候補のアメリカチームと対戦しました。 どちらも初戦、ここで勝って波に乗りたいとあって、追いつ追われつの大接戦。結局、フルセットの末 […]
ドラクロアの絵は臨死体験によってつくられた?
強運な人物というのがいますが、それが有名人だと当然歴史に残ります。19世紀のフランスの画家ドラクロアもその1人だったのです。 2度あることは3度あるといいますが、彼にいたってはそれは5度もありました。子供のころに命を落と […]
悲願達成なるか、決勝トライの行方は……
1991年1月8日、秩父宮ラグビー場、メインスタンド最前列で三洋電機の宮地監督はノーサイドのコールを待っていました。 後半40分、スコアは16対12、5分後には打倒神戸製鋼の悲願達成か……。チームができて30年、5度目の […]
伝説のヒーローを生んだ1レースがもたらしたこんな悲劇
1965年、千葉県船橋市の船橋へルスセンター敷地内に船橋サーキットが開設されました。このサーキットは67年には閉鎖されてしまいましたが、2年間という短いあいだに浮谷東次郎というヒーローを生みました。 以下、ヒーローの誕生 […]